中山道つれづれ川柳

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『満月や 金星添い寝 かえる歌』
『畦道ゆ テント震わす ときの声』
『鯉泳ぐ 垂井の池や やなぎ風』
『蛙なく 田ぼにおぼろ 雲遮月』
『お忍びの 姫街道や 里帰り』
首塚の ときの勝ち負け 関ヶ原
『ひとはみな おなじ数あり 浮き沈み』
弥次喜多も 不思議なご縁 梅ざくら』
『星かげの ワルツ踊りし ひとの世や』
『生まれきて 二五二八五日京に立つ』
『夢を追い 求めし三二日 活きと生き』
『満足は ひとのこころの 物差しや』
『おわり来て みなさん神と ふたり旅』
『ありがとう こころ満たさる ここちよさ』
『てくてくと 歩く姿に 神を追い』
『ひとはみな もがき苦しみ 花咲かす』
『喜びに 叫びたきとき ありて可や』
『種蒔きて 大輪咲かす 慈愛あり』
『坐して閉ず こころの目をや いま一度』

最後に大好きな一句、 『姿より 香りに生きる 花もある』

ここ三上山(近江富士)を拝する野洲川河川敷野営地より芭蕉の一句
『比良三上 橋架け渡す 鷺の橋』

中山道てくてくラリー途上、書き留めた自戒の川柳を紹介させていただいた。 後藤實久

(写真は近江富士野洲川野営地のテントの中から)