2011年5月19日(中山道てくてくラリー30 日目)報告とスケジュール

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夕陽が野洲川の土手の影を少しづつ伸ばしている。河川敷に設営を終了した頃には、すっかり陽は沈み暗闇が訪れた。
今朝8時48分近江鉄道武佐駅にリュックを担ぎ、トレッキングスタイルの区間参加隊員 梅田幹人氏が到着した。久しぶりの再会に弥次喜多と共に喜ぶ。
話がはずみ歩行も進む。武佐宿を出て、とにかく次の宿場 守山宿をめざす。国道八号線と並行する中山道は交通量多く、気が抜けない。車両との対面通行で事故防止につとめる。国道を外れる中山道は人っ子一人いない静かな田舎道になり、われわれの笑いで満たされる。中山道に関する史跡、案内板は片っ端から写真を撮り、説明を読む。小学生の課外授業風景そっくりで楽しい。この区間には義経元服の地があり興味がわく。野洲の小堤(地名)では創業二百年の手作り豆腐屋さん『ふじや』の絹豆腐をいただく。まるで卵豆腐のように甘くて美味しい。ご主人は柏木富士雄さん、まだお若いが伝統を重んじその製法を引き継いでおられるとのこと、うれしい出会いであった。
今日は宿場間の旧中山道の風景を楽しんだ。田植も終わり、麦畑畑との調和がいい。
『友来たり 見果てぬ夢や 麦畑』、『幾山河 越へし鈴掛 松並木』、『伝統の 手作り豆腐 絹の肌』。
尽きないおしゃべりに花が咲き、あっと言う間に守山宿に到着。すでに陽は西に傾き、18キロ、7時間半の歩行に汗まみれだ。蛍の湯に飛び込み汗を流す。
梅田さん、共に歩いた中山道弥次喜多一生忘れません。ありがとう。
到着式よろしくお願いします。
篠田さん、われわれのために素敵な『中山道てくてくラリー』Tシャツありがとう。
みなさんのご声援のおかげで近江富士、三上山の側まで帰ってきました。明日は守山宿を出て、草津宿を経て大津宿を目指します。おやすみ。 弥次喜多こと田中祥介&後藤實久 (写真は野洲川河川敷サイト)