田中柊介君の鎮魂の気持ち
隊員 喜多さん・田中祥介君帰天す
この素晴らしい地球星の大自然をを求めて長年一緒に旅を続けてきた相棒が2018「星の巡礼潜伏キリシタンの里探訪自転車旅630km」直後、2018年10月12日(享年59歳)、天に召され安らかにその生涯を閉じた。
生前の親交に感謝し、鎮魂の歌を捧げるものである。
永生 死 <讃美歌472より>
そぼふる小雨のはるるも待たで
こずえにしぼめる花のすがたや
おもえばはかなし みじかき夜の
むすべどあとなき 夢路に似たり
ゆうかぜ過ぐれば みだれて落つる
小萩の葉ずえの つゆのいのちか
小川のほとりに 小松が丘に
ともども祈りし むかしこいしも
わが主はやすけく みちびきたまわん
同志社ローバースカウトの大切な仲間であり、彼はまた列車時刻表を愛読し、駅弁をこよなく愛した鉄道マニアであった。同志社ローバー創立50年記念 「中山道てくてく弥次喜多道中」をはじめとして、多くの「星の巡礼」に写真同行した仲間であり、隊員の一人である。
彼とも深い愛語で結ばれていたことに感謝し、鎮魂の短歌を贈り、ご冥福を祈りたい。
60期生 弥次さん 後藤記
秋の空おもえば悲し 君の影 み手に抱かれ 花の香りや
時迎え 紅葉散るらん 生駒山 そなえよつねに スカウトや君
君往きて 無の風吹きし 侘しさや 弥次喜多追いし 朧月かな
實久