2011年5月6日(19日目)報告と明日のスケジュ ールー三留野宿(みどのにて)

イメージ 1
イメージ 2
ここ木曽路では夜桜がいい。今晩は三留野宿南木曽(なぎそ)JR駅近くのSL公園で三人(祥ちゃん、ワイルドローバー君、サンちゃん)の花見としゃれこむとする。田舎のスーパーで豆腐、餃子、いなり寿司、レタス、苺、野菜のにぎり揚げとビールを仕入れる。まずテントを張り、寝る準備を済ませ。寒さ対策として昼スタイルの短パンとTシャツの上にパッチをはき、靴下の重ね履きの上にトレパン。上は長袖ジャージに羽毛ジャケット、防寒ジャンパー。頭に目だし帽とまるで北国の人に変身。これでも夜半になると寒さに起こされるんだな。まるで北極での花見のようだ。小高いこの公園からは夕日に照らされた中央アルプスの銀嶺の山々が見事だ。ここからは木曽駒ケ岳から空木岳にかけての雪山連峰が見事だ。宴もたけなわ、ひとりの老人に呼び掛けられる。もし、そこの旅人よ、今宵のこの風では雨がかならず降り申す。どうかわたしの『千体観音堂一刻院』にお泊りなさいと。 公園に隣接するお堂には、尾崎老人制作の一刀彫観世音菩薩一千体が安置されていた。これまた神
仏のなされるご縁、有り難く一宿を願い出る。不思議なものだ。この時、この地での出会い大切にしたい。といういきさつで今夜は観音さまの二千の仏眼の御前で参篭することと相成った。三色桃花もまた美しい。本日の行程は21キロ、7時間半であった。明日、雨で無いかぎり5月7日は中山道で一番のハイライト妻籠宿を経て馬籠宿へ向かう。おやすみ。サネ&ショウ