2011年4月20日(11日目)報告

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今朝、追分宿を出発するときはアラレやヒョウが降り、強風に縮み上がるおもいがしたが、午後からは晴天、脚が軽やかに運んだ。気がついたら本日のスケジュールを大幅に消化し、小田井宿岩村田宿塩名田宿、八幡宿、望月宿、芦田宿を通過し標高877Mの笠取峠に達していた。本日のコースはV字型すなわち浅間山から千曲川へ駆け降り、笠取峠に向かって駆け登るというハードな歩行コースであった。しかし景色は最高、北に雪帽子の浅間山連山、南にこれまた雪を残した八ヶ岳連峰と山男にはたまらない魅力だ。すでに設営を終え、コッペパンと肉団子とチョコレートで夕食を終えたところだ。トータル9時間で26KM歩いたことになる。休養日の次の日で元気が出たのであろう。旧中山道の道探しは中々大変だ。一度間違うととんでもない方向に向かうことになる。標識に従うのが一番だが、これがくせ者だ。
そうそう日本橋を出て26の宿場を訪ねてきたがその中で一番宿場らしいのは、茂田井と言う間の宿、ここは望月宿と芦田宿の間にある宿場番号のない宿場である。機会があれば一度は訪ねて見てほしい。
珍しくここ笠取峠は圏外である。心配をかけるが送信は一日遅れとなる。さすがに良く歩いた。睡魔が襲ってきた。おやすみ。笠取峠のテントの中からサネヒサ&ショウスケ (添付写真は芦田宿の本陣) 一句 『白鷺や 浅間眺むる 千曲川』、 『八ガ岳 浅間と競う 伊達男』